最近増えている在宅勤務、テレワークの話です。
実際に在宅勤務をしてみて感じることは、いままでの仕事のやり方を見直すきっかけになる!ということです。
仕事をサボって自己研鑽するという意味ではありません。仕事を通じてスキルアップができる絶好の機会である、という意味です。
在宅勤務を通じて得た、これまでの気付きをまとめてみました。
在宅勤務で気付いたこと 1
まず在宅勤務で一人になって気付いたことは、仕事の優先順位決めを冷静にできることでした。
普段から意識してできているようで出来ていないのでは?と疑問を感じました。
仕事の優先順位は自分で決めれることと、自分では決められない、つまり上司の指示や突発的な対応事項の発生などにも影響を受けますよね。
在宅だと無駄な指示や周りの意向が削ぎ落とされ、冷静に優先順位を決めることができるようになりました。上司や周りの意見を聞かないという意味ではなく、仕事の重要度を見極めて、かつ必要な期限を考慮して優先順位を付けれるようになりました。
普段オフィスで仕事をしているとなかなか冷静に仕事の重要度を判断する時間が取れません。在宅勤務だと、落ち着いて物事が見れるようになりました。
在宅勤務で気付いたこと 2
次に気付いたことは会議です。大きく2つあります。
1つ目は、会議そのものの必要性でした。
リモートでの対応になることで、会議が減りました。実はメールや電話で解決する内容でもいちいち集まって会議してたのだなぁ、と気付かされました。
仕事の優先順位と同じく、本当に必要な会議を意識するようになりました。会議でもビデオ会議になるので、無駄話も減りましたね。会議の内容が濃くなり、開催時間も短縮しました。
会議についてはこれだけではなく、個々の力の差が如実に出るという発見がありますので、このあとにもう少し説明したいと思います。
会議における力の差
ビデオ会議になることで、会議参加メンバーの細やかな雰囲気は直接掴めません。表情や視線などすべてを把握するのが難しくなってきます。
これまでそうした「場の雰囲気」に頼っていた部分が大きかったことに気付かされました。
こちらが伝えたいことをいかに的確にわかりやすく説明できるか、伝えることができるか。当たり前のことなのですが、リモート会議では出来る人と出来ない人の差がはっきりと出ました。
聞き手にまわっても、簡潔に述べることが出来ない人はすぐにわかります。おそらく、これまで表情やその場の雰囲気で、ある意味うまく逃げて乗り切っていたのかもしれません。
会議において、資料のどこを説明しているのかも意識するようになりました。いまはその都度何ページかはっきり伝えています。結果的にこうした細やかな気遣いが、相手にわかりやすく伝えることになっていると感じます。
リモート参加者がいるにもかかわらす、「アレが」、「コレが」、という人は論外ですね。その場にいる人にはわかるかもしれませんが、ビデオで参加している人にはさっぱりわかりません。
この気付きは自分が在宅勤務して気がついた大きな発見でした。
在宅勤務でプレゼン力を鍛える
初めから誰もが上手にできるわけではありません。私もそうです。
いまの在宅勤務の環境は会議での力を付ける絶好の機会だと思います。リモートで説得力のある説明、進行、まとめなど会議において必要とされるスキルを付けることができれば、対面での会議やプレゼン力は格段にあがるはず、と思いました。
つまり、その場の空気に頼ることなく発揮できる力を養えば、空気を見ながら進行できる会議はレベルの高いプレゼンになる可能性が高いと思います。
当然社内会議ではなく、取引先とのミーティングや交渉などにも通用するスキルに繋がってくるはずです。
従来よりは一見不自由なリモートでの仕事を通じて自身のスキルアップに繋がるというわけです。
まとめ
時間の使い方は自分次第ですが、っかくの目の前の材料や機械を工夫する、意識するだけでも自分のレベルアップにつながるでしょう。
在宅勤務の環境で自分の仕事のやり方を冷静に見直してみると、大きなスキルアップに繋がるかもしれません。
毎回会議の度に、あの時はこうすればよかった、あの説明の仕方は悪かったな、と反省し、次に生かせることができると思います。対面の会議では気付かないことも距離があることで気付くこともたくさんあります。
在宅勤務の機会を前向きにとらえて、自身の会議力や仕事力を鍛えたいと思います。
もちろん、こうした力よりも社内のコミニュケーションを円滑にすることが最優先です。
最後までお付き合いありがとうございました。
では。
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